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BLOGピチクパチク 卒業
どうも!ピチクパチクです!
木村エージェンシー在籍中、最後の記事です。
僕たちは2023年2月28日をもって、約7年務めた木村エージェンシーを卒業しました。
そして今回は、ピチクパチクの紹介です。
どうやって誕生したのか、何をやってきたのか、自己紹介も兼ねてつらつら書いていきたいと思います。
最後まで見てくれた人はきっとピチクパチクの事が好きになるはず?笑
ピチクパチクとは?
ピチクパチクはピチク加藤とパチク坂本からなる二人組のデザインユニット!
「最高のエンターテイナーになる」事を目指して、日々活動しています!
人に笑顔になってもらえたら良いな~という気持ちで頑張っています。
そしたら、自己紹介!
まずは、ピチク加藤
1995年7月17日に北海道倶知安町で誕生。
笑う事が多い子供だったそうです。
蟹座のO型
羊蹄山の麓の澄んだ空気を吸って育ったおっちょこちょいな加藤くんです。
いつもニコニコしていて、周りに敵を作らない能力に長けています。
ちょっとアホそうな見た目とは裏腹に緻密な計算が得意。
高校在学中、数学のテストだけはいつも高得点だったそうです。
その計算力が芸術分野に応用されると、すごい力を発揮!
これは、加藤くんが作った「カミカミ」という作品。
厚紙をレーザーカッターで加工し、組み立てるとコンパクトサイズの動物になります!
紙の噛み合わせでできあがるから「カミカミ」なんですね!
現在はカラー展開を模索中です。
変わって、英語は大の苦手。
イスの英語スペル「chair(チェア)」が「T」の文字から始まらない理由がわからないと、いつも文句を言っています。
あとは、めちゃくちゃ言い間違いが多いです笑
坂本は長年の勘で、大体何が言いたいかがわかるようになりました笑
忘れっぽいくせに、自分の記憶が正しいと主張するので、よく喧嘩をします。
卓球を小学校から9年間続けていたので、かなりの腕前。
ピチクパチクの青色担当。
楽しいキャラクターと不思議なカリスマ性があるので、憎めないやつです!
そして、もう一人はパチク坂本
1995年11月30日に札幌で誕生。
良く喋る子だったらしいです。
射手座のA型
特技は暗記です。人の顔と名前はわりと忘れません!
どっちかというと、ピチクパチクのお話担当は坂本。
おしゃべりが好きなので、最近は身近に起きたエピソードをどうやったら面白く伝えられるか、ユーモアについて考えています!
これは、坂本が作った、「アカオニ・アオオニ」
ピチクパチクが赤と青になった原型です。
そして、これが「招福鳥獣」シリーズ
5円玉繋ぎをモチーフに様々な動物を制作しています。
中学時代は、一応陸上部。
高校時代は、少林寺拳法部でした!
3年間頑張っていたので、実は黒帯を持っています。
ピチクパチクの赤色担当。
嫌いな食べ物が多く、変食な幼少期を過ごしました!
今では大分、いろんな物が食べれるようになりましたが、トマトは苦手です!
この写真、よ〜く見たら歯にゴマついてました。
そんな、加藤くんと坂本たちが出会ったのは、専門学校時代。
ようやく、ピチクパチクの物語がスタートします。
ピチクパチクの出会い
18歳。
加藤と坂本は、北海道芸術デザイン専門学校という場所で出会った。
ここからは、坂本の主観。
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胸を高鳴らせ、ワクワクして登校した初日。
1日目から課題が課された。
次の日までに、制作してこなくてはならない課題。まさに試練。
最初はこんなもんだべと課題を仕上げた坂本。
翌日、登校するとクラスのみんなが楽しそうに課題を見せ合っていた。
チラッと見えた程度だが、みんな絵が上手だった。
絵が下手くそな坂本は焦りに焦った。
誰か絵の下手なやつはいないか! なんとかいてくれ!
そんな気持ちで、同じクラスになった他の男子の課題を見せてもらった。
上手い。もう、誰を見ても上手い。しかも、面白い。
そもそも、クラスに男子は少数しかいない。
自信なさげに薄~く塗られた坂本の課題は今にも消え入りそうな感じがした。
頼む! 一人くらいショボい仲間がいてくれ! でないと今後の学校生活が詰んでしまう。
高校生の頃は、3年間一日も休まずに登校した坂本。いますぐに帰りたい。そんな気持ちだった。
最後の男子一人、通路を跨いで隣の席のやつ。
田舎者のような、能天気そうな、アホっぽくて元気が良さそうだった。
そう、加藤君だ。
そして、彼の課題を見た瞬間一気に安心した。
大丈夫だ。学校生活大丈夫だ。
加藤君は絵が下手くそだった。
それが、加藤君との出会い。
あとから聞くと、当時加藤君も不安でいっぱいだったところ、 坂本の課題を見て安心したんだとか。
僕たちの出会いは中々ひどいものだった笑
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そして、月日は流れて、2年生に進学した。
クラスのみんなとも仲良くなっていき、個性が開花していく子もいた。
同じクラスに男子は4人。
加藤と坂本。
そして、新林君と吉口君。
とにかく二人は優秀だった。
僕たちには個性がなくて、二人と肩を並べているにはどうしたら良いか。
比べる事が良い事ではないけれど、学生時代の僕たちには悩みの種となっていた。
ちゃんと、みんなと胸を張っていたい。
必死に考えた結果が一人で戦わないこと。
こうして、ただの加藤と坂本は力を合わせることにした。
「ピチクパチク」結成
良く喋るねえ~と先生によく言われた。
ピーチクパーチクをほんのちょっと縮めただけの名前。
結成してからは、なんだかすこし心強さを感じるようになった。
時には喧嘩もしながら
北海道芸術デザイン専門学校を卒業。
木村エージェンシー 入社
2016年 4月。
ピチクパチクは二人とも同じ会社に入社していた。
学生時代、他のクラスメイトより就職活動に出遅れていた二人。
焦りもあった僕たちは求人表を見て、とりあえず面接を受けてみるかという感覚で、
株式会社 木村エージェンシーの面接を受けた。
結果は合格。
専門学校在学中に、採用ありきのインターンシップに行けることになり、4月からは正社員となった。
まずは、3年頑張ろう。
そんな気持ちで、なんとなく会社生活が始まっていた。
入社2年目
会社が創立されて40周年を迎えた。
入社2年目の若手スタッフで記念イベントを計画することになった。
当時、在籍スタッフは支社を含めて48名。
デザインの仕事以外をやっていなかった僕たちにとっては、とても大きな役割だった。
約半年間の期間を使って、企画したのは日頃の運動不足を解消する運動会。
そして、ホテルを借りての40周年記念パーティー。
仕事の合間に打ち合わせを重ね、なんとか当日を迎えた。
全体を通して司会や進行を行った。
小さなトラブルはあったものの、イベント自体は大成功に終わった。
イベント当日のみんなの笑顔、お礼の言葉、何より自分たちが楽しめたこと。
その経験がピチクパチクがエンターテイナーを目指すきっかけになっていた。
そこからは、たくさんのイベントを企画した。
球技大会や社内コンペ、会社でカレンダーを作ったり、社内表彰や社内コインの普及、みんなの協力のおかげでやりたい事をどんどんやった。
https://kimura-agc.co.jp/activities/(社内活動)
楽しくて、仕事の合間や仕事終わりにずっと何かを準備していた。
イベントを行うたびにできる事が増えた。そしたら不思議とアイデアも沸いていった。
いつも、喧嘩ばかりの二人もイベントの時だけは力を合わせることができた。
札幌ADC
社内でのイベントが楽しくなっていた一方で、社外の活動でも嬉しいことが舞い降りてきた。
それは、札幌ADCでの出来事。
「SAPPORO ART DIRECTORS CLUB」通称、札幌ADC。
北海道にいるグラフィックデザイナーやアートディレクター・カメラマンやフォトグラファー、デザインに関わる多種多様な方達が在籍するクラブ。
年に一度、札幌ADCでは大きなデザインコンペがあり、そこで出会った方々に本当にピチクパチクは感謝をしている。
専門学生の時にボランティアとして参加して以来、ずっと参加している札幌ADC。
お話してくれる方はみんな優しくて、すごい方達なのに偉そうな人がいない。
いつしか、その人達から生まれるデザインとデザイナー(人柄)の関係性について、興味を惹かれていた。
会社に入社して4年目の夏
札幌ADCの「クリエイターズミーティング」というイベントの司会を任せていただいた。
社外でのイベントで人前に立ったのはこの時が初めて。
緊張のあまり、自己紹介は忘れるわ、表彰状を違う人に渡すわ、テンパリまくりの司会進行となった笑
大人の皆さんはそんな事気にしなくて良いよと優しくしてくれた。
そこからも、打ち上げの司会を任せていただいたり、感謝しかありません。
ピチクパチク
最初は、顔が似ていて兄弟みたいだねと言われることが多かった。
「そんな事ないですよ~」と、いつも相槌を返していた。
すこしだけ時を重ねて、最近は言われなくなってきた。
その代わりに「ピチクパチク」と呼んでくれる人たちが増えていった気がする。
必要としてくれる人たちがいる事が何より嬉しくなっていった。
何者でもなかった僕たちがピチクパチクになっていけたのは、
「やりたいんだったらやった方が良いよ」といつも背中を押してくれた社長
僕たちの社内企画にしっかり向き合ってくれた社員のみんな
ずっと前線で頑張り続ける同級生や札幌ADCの皆さん
身近で支えてくれる人達
みんなのおかげです。
いつも、こんな僕たちを支えてくれてありがとうございます。
すこし長くなってしまいましたが、ざっくりこれが今のピチクパチクです。
そして、今後はやりたい事にどんどん挑戦していきたいと思っています!
一生懸命頑張りますので、応援よろしくお願いいたします!
そして、ピチクパチクは木村エージェンシーでの最後に自分達の送別会を行わせていただきました。
企画と司会はピチクパチク。
その名も「ピチパチパーチー」
やり残した事をやり切る気持ちで準備中、楽しかったです。
木村エージェンシーの皆さん、今までありがとうございました!
これからも、よろしくお願いいたします!
筆者:ピチクパチク