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BLOG喜怒哀楽レコードが完成するまで
はい!ピチクパチクです!
今回は、素敵なご縁をいただきピチクパチクも参加しております
三元社印刷様主催の「紙と遊ぶステーショナリー展2」の紹介をしたいと思います!!
もう、あれです!
「紙と遊ぶステーショナリー展」のクリエイター選出担当のデクスチャー久米井さんより
メールにてお声かけいただいた時には本当に飛び上がるほど嬉しかったです!笑
※写真は当時のイメージです。
なんといっても、こういう展示のご招待をいただくのはピチクパチクもはじめて。
緊張しましたが、参加の旨を伝えさせていただきました。ワクワクが勝った瞬間でした!
今回は、「紙と遊ぶステーショナリー展2」にお声かけいただいてから、
実際に第1回の展示が開催されるまでについて、進んできた流れを紹介しちゃいたいと思います!
それでは、まずは展示までの打ち合わせの様子から。
「喜怒哀楽レコード」が完成するまで
そうです!展示を見にいっていただいた方はご存じの方もいらしゃるかもしれません。
ピチクパチクが制作させていただいたのは「喜怒哀楽レコード」なわけですが、、。
そこに至るまで紆余曲折。ウヨウヨウヨウヨを繰り返しました笑
11月末。
はじまりは一通のメールから。
ピチクパチク様から始まった本文は「紙と遊ぶステーショナリー展2」への参加案内メールでした。
まずもって、ピチクパチク宛にメールが来る事なんてほぼありません笑
ましてや、様がついてるメール。
内容を確認し、土日をしっかり挟んで寝かしたのち、参加の旨連絡させていただきました!
メールにてやり取りを行い、いざ!はじめての打ち合わせへ!
12月中旬。
三元社印刷さんへの初訪問。
工場の住所を聞いて驚いたのですが、弊社からかなり近い。
頑張れば、10分とかからず迎える距離でした!
JR苗穂駅近くの銭湯によく行くピチクパチク。
そこからの距離だと2分ほどの場所にあるので、ほぼ銭湯に行く感覚で三元社印刷に訪れました笑
そこではじめて顔合わせをしたのが三元社印刷の森野さん。
小柄なイメージの森野さん。ですが紙の話になるとパワフルで熱意がすごい!
ピチクパチク、初回打ち合わせから圧倒されました!よい思い出です。
展示への参加を決めたものの一緒に展示する作家さんはすごい方ばかり、、、。
かなり緊張していたピチクパチクに一人の作家として森野さんにご対応いただいたコト。
本当に嬉しかったです。
その日は三元社印刷でできる加工のコトや「紙と遊ぶステーショナリー展」の
1回目展示の際の作品を改めてご説明いただいたり企画趣旨などをお聞きしました!
いただいた資料たち
おそらく、そこからの進行は作家さんによって別々!
作家さん各自で森野さんと打ち合わせを重ねアイデア制作がはじまりました!
それにしても、全作家さんとの進行は森野さんお一人。
提案されたものを元に工場の方と話し合い、思いを繋げる役割。
本当に素晴らしいコトを成し遂げているなあと改めて感じます。
ピチクパチクがたどってきた展示までの最終的な流れはこんな感じです!
約半年間、本当に多大なご迷惑をお掛けしつつなんとか完成!
という感じでした!
1月中。
見せるのも恥ずかしい、原案を何個か。
当初、全然違う提案をしておりました!笑
ピチパチ定規なども含めてしっかりこちらもお見積りを取っていただいてるんです(泣
本当に親切にご対応していただき気兼ねなく進行できました。迷走に迷走を重ね、なんとかアイデアの種をお送りできたのが、1月末。締切日の当日でした。申し訳ないです。
はじめての展示というのもあり緊張。
ピチクパチクとはなんなのか、そこから改めて考え直しました笑(重い)
銭湯で案を考えたり、カフェでラフを描いてみたり、岩盤浴して心地良くなったり。
ああでもない、こうでもない、ウヨウヨして1月中は過ぎ去りました。
2月。
本来ならデザイン制作に入っていたいところ。
ピチクパチクはいまだピンとくる案に巡り合えないでいました、、。
本当に案を固めてデザイン制作に移行しないといけない中、急ハンドルを切って案の変更をお願いしたのが2月下旬の締め切り日。申し訳ないです。
ほぼ締切日まで、案を考えていたピチクパチク。
仕事終わりに使える紙リストを眺めながら紙見本を漁っていました笑(めちゃくちゃ行動が遅い)
ありきたりな紙にはしないでいきたいなと思っていたのですが、なかなかこれが難しい。
印刷適正がよい紙や色がついている紙に目移りしたり、ただペラペラめっくていたのですが、ようやくピピピっとくる紙が!!!
これが、最終的なピチクパチクの使用紙となる「ミニッツGA」との出会いでした笑
※写真は当時のイメージです。
はじめから細かいエンボスが掛かっている紙が数種類「TEOSシリーズ」という紙がありました。
そのエンボスに注目し手触りを確認していました。
ミニッツGAという紙を見た時、なんとなく爪で引っかいてみると、
なんと!音が鳴るではありませんか!!!!!
面白くて、キュッキュキュッキュと音を鳴らして遊んでいました笑
※写真は当時のイメージです。
あれ!?なんかスクラッチみたいだぞ!スクラッチといえばDJ?レコード?
レコードと言えば録音・再生?紙で表現するとしたら録メモ??
そういえば昔、将来の自分への手紙とか書いたなあ。
あれ、何種類か作ろうと思ってたけど喜怒哀楽で4種類がちょうど良さそう!
感情それぞれにフォーカスして綴るコトってなかなかないなあ!
なんか、日記みたいに書いても歌みたいになるなあ!!
と、ほぼ強引な連想ゲーム状態で原案がついに完成しました!!!
ミニッツGAのエンボスの様子
こういうデザインで作りたいなあや元々円形が好きなど、考えはすこしあったピチクパチク。
完全に運が良くたまたまだったのですが、そのままコンセプトを考え
出来上がったのが「喜怒哀楽レコード」でした!
「喜怒哀楽レコード」完成!!
そこからはようやく制作作業。
同時に「作品の使用色・販売金額・パッケージの紙」などをメールで打ち合わせて進行しました。
デザインを進め、おおよその完成が見えてきたのが4月初旬。現状のデザインを森野さんに送ったりはありましたがごく一部のみ。
ほぼほぼ一度も全貌をお見せするコトなく、
完成したものを入稿データとして森野さんにお送りしました、、。本当に申し訳ないです。
めちゃくちゃドキドキしてデザインを送ったピチクパチク。
他の作家さんがどんなものを作っているのかわからない状態で進んでいたのでもう本当に緊張しました笑
そして、森野さんから帰ってきたメールがコチラ!
ふぁっーーーーーーーーーーーーー。
本当に褒め上手。ありがたいお言葉。
このメールの前に電話で打ち合わせをしていた時に、デザインについて完成度的に大丈夫か聞いていました。
メールでかなり気を使っていただき、言わせてしまう形になっちゃいました笑
(本心です)
森野さんの名台詞といっても過言ではありません笑
このあとも、何度もいじってしまいました笑
4月下旬ごろ。
パッケージ部分も完成し、ついに「喜怒哀楽レコード」の完成!
コンセプト
喜怒哀楽の感情を録文字できるミニレコード。
書いた人の感情を「歌」として残せます。
いつか自分で見返した時、きっと何かを感じます!
ピチクパチクの秘密アイテム。
喜怒哀楽の感情を感じた時に、日記のようにその感情を裏面に綴れます。
表面は爪を立ててこすると、スクラッチしているような音が出る紙なのでDJぽくなれます!
5月ごろ。
袋詰めをしてもらい商品として本当の完成を果たしたのでした!
何度もメールでご対応いただき、Zoomや電話・訪問などでも丁寧にご対応くださいました。
紙についての理解。 加工・印刷のこと。印刷の料金などなど。
普段できないような経験をさせてもらえて本当に嬉しかったピチクパチクでした!
ここまでは、「喜怒哀楽レコード」が完成するまで!
そして、次の記事では展示の様子を書いていきたいと思います~
筆者:坂本